株式会社ベクトル海外事業本部です。新型コロナウイルスの影響による海外各国の社会情勢の変化や市場環境の変化に関する最新情報・注目ニュースをピックアップし、定期的にお届けします。
韓国現地企業やメディアの新たな動き、コロナの禍で産業の影響、消費者動向、経済関連情報以外、現地駐在スタッフから現地で感じた生の声もお届けします。現地語のメディアからも情報収集をしているため、一部PCの翻訳機能などをご活用ください。
▋韓国6月最新注目NEWS
☞ 経済関連
コロナの打撃はサービス業を超えて業界全体に(6月7日)
韓国開発研究院(KDI)は、「コロナのネガティブな影響が産業全般に拡散され、景気萎縮が深刻化している」と評価している。コロナによる経済的被害は対面接触が多いサービス業の生産と消費に集中していたが、主力産業である製造業でも徐々に影響が明らかになる局面である。時間が経つにつれ、海外からの輸出依存度が高い製造業にも打撃を与えると予測している。
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https://bit.ly/37dxjYF
☞ 韓国現地企業の動向
50%以上が社員の教育方法を変更(6月1日)
国内企業や機関の教育担当者349人を対象に、今年の社員教育関連に関してアンケート調査を実施。回答者のうち51.9%が、新型コロナウイルスの影響で既存の対面教育を非対面式教育に変えて実施するということが分かった。
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https://bit.ly/37cOOZb
☞ メディアの新たな動き
カカオ、「ヒーリングサウンド」キャンペーンを実施(6月8日)
韓国最大のIT会社カカオが、BHエンターテイメント所属の俳優と「ヒーリングサウンド」キャンペーンを実施すると発表。ヒーリングサウンドは、自然の音を背景に俳優たちが本の中から抜粋したフレーズや詩を直接読んで録音し、音声コンテンツとして作成、それを国民に配信する。収益は新型コロナウイルス支援事業に寄与される。
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https://bit.ly/3f8vVJM
☞ 消費者動向
自宅でポッサム(茹で豚)パーティー?自宅で料理する家庭が増え、豚肉・白菜などの物価が高騰(6月2日)
新型コロナウイルスの影響で消費は萎縮傾向ではあるが、豚肉と白菜など、いくつかの農産物は物価が大きく上昇した。特に自宅で簡単に調理することができる食材、豚肉(12.2%+)白菜(102.1%+)タマネギ(17.3%)などである。また手軽に料理ができる加工食品、キムチ、ハム、ベーコンなども物価が上昇。一方、ニンニクは23.2%価格が急落している。
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https://bit.ly/3dK1l8Y
☞ コロナの禍で産業の影響
長期の入国規制により国内免税店の売上にも影響 免税業界は初の危機直面で下半期も厳しい状況に(6月8日)
新型コロナウイルス流行に伴う影響は、航空業界や飲食業だけではなく、国内で外国人観光客をターゲットとする免税業界にも多大なる影響を与えている。こうした状況下で政府は、賃貸料減免施策に乗り出しているがコロナの予測不可能な動向に下半期の経営見通しは難しいとの声が上がっている。
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https://bit.ly/2YjArhF
★ 現地駐在スタッフ 現地レポート ★
From ベクトル 権 益主 in Korea・一時規制が緩和したものの、梨泰院発の感染から首都圏を中心にn次感染が発生し、14日までは防疫期間となっているため市民は感染を警戒しています。そのため、公共施設の消毒強化はもちろん、バスと地下鉄、タクシーなどの公共交通機関でもマスク着用が義務化されています。ただ、市街でのピリピリ感は感じず、気を付けよう!といった雰囲気です。
・集団感染の発生防止のため、カラオケやクラブ、卓球クラブなど、人々が密集する場所の集合禁止命令により営業停止となっていますが、ロッテワールドでも感染者が発生したのをきっかけに、今後は集合禁止命令の場所が拡大される可能性も。
・日常的な買い物はオフラインより非対面式で可能なオンライン注文の傾向が増加しており、今後買い物、食事、娯楽など幅広いジャンルで急速にオンラインが浸透していきそうです。
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