こんにちは、ベクトル台湾です!台湾現地発信ならではの台湾マーケットの最新情報をお届けします。多くのSNSマーケティングチームが便乗している「鬼滅の刃」や双11「独身の日」セールのSNSマーケティング事例、台湾フェイスシートマスクの王者「提提研(TTM)」のSNS運営戦略など、台湾の最新トレンド・マーケティング成功事例をご紹介します。ぜひご覧ください。
▋スポットライト:SNSの人気記事
台湾人のオンラインコミュニティで注目している話題をお届けします。ベクトル台湾現地スタッフが厳選した、SNSでエンゲージの高い記事をご紹介します。FacebookやInstagramなどSNSを活用していますが、台湾人が普段何に興味を持ち、どのような事をしているのかいまいちピンと来ない方必見です。
☞ 【流行】鬼滅の刃
日本アニメーション映画《鬼滅の刃 劇場版 無限列車編》が10月30日台湾でも劇場公開され,台湾アニメーション興行収入ランキングで歴代1位にランクインし、社会への影響力も大きく高まっています。
公開から1ヶ月が過ぎた今も話題度や検索ボリュームは高水準を維持しており、この流れに乗り遅れないようにと、多くのSNSマーケティングチームも便乗しています。
☞ 【祝日】「独身の日」セール
中国で始まったこのセールは、台湾のインターネット通販業界にも大きな影響を及ぼしています。11月11日には多くの小売店が消費者を惹きつけるために割引を実施し、双11「独身の日」セールと呼ばれています。
今やインターネット上では間違いなく世界最大のショッピングセールとなっています。そして驚くことに、今年の中国アリババサイトだけでも5000億人民元近く取引がありました。
▋Google台湾の検索キーワードランキング
台湾で特に話題となった最重要キーワードを一挙にお届けします。台湾人からの興味関心を上手く引くことができない方必見です。今回は台湾における2020年11月のGoogle検索キーワードのランキングをご紹介します。
☞ ホットキーワード No.1「アメリカ合衆国大統領選挙」(2020年11月4日)
検索ボリューム:200萬+
米大統領候補のトランプ氏とバイデン氏の政治姿勢の違いは、親中派かどうかであり、台湾の国際関係にも大きな影響を与えることになるため、台湾の人々の注目を集めています。特に検索数が多いことから、台湾人が中国関連の話題で盛り上がっていることがうかがえます。
☞ ホットキーワード No.2「中天テレビ」(2020年11月18日)
検索ボリューム:20萬+
台湾の5大ニュースチャンネルの一つでありながら、今月ニュースチャンネルのライセンス更新申請が却下されました。これにより、今後中天テレビの公共放送は認められなくなります。主な理由としては、中天テレビの過度な政治操作であり、ジャーナリズムの中立性とプロフェッショナリズムを侵害しています。 台湾国家の反中政策の方向性が見えてきました。
☞ ホットキーワード No.3「金馬奨」(2020年11月20日)
検索ボリューム:20萬+
金馬奨は中国語映画業界で最も影響力のある中華圏を代表する映画賞で、中国語映画業界で最も早く創設された賞です。世界で最も歴史のある中国語映画賞で、「中国語版オスカー」とも呼ばれています。金馬奨はコロナの影響下で例年通り開催することのできる数少ない式典の一つとなり、受賞者には大きな関心が寄せられています。
▋新型コロナウイルスに関するトピック
台湾における累計感染者数は685人、隔離解除となったのは570人。(2020年12月2日時点)
海外からの帰国者の感染確認が増加している中、依然として国内での感染はゼロの状態が続いており、世間は楽観的なままです。
☞ 新型コロナウイルス関連政策
台湾の新型コロナウイルス感染症対策本部「中央感染状況指揮センター」は「秋から冬にかけての防疫対策」を発表しました。12月1日から台湾に入国、または台湾で乗り継ぎの旅客は、すべて飛行機に搭乗する3日以内のPCR検査の陰性証明を呈示する必要があります。 また、12月1日より公共の室内におけるマスクの着用が義務化され、それに違反した場合には罰金が科されます。
☞ 新型コロナウイルス関連ニュース
11月27日海外からの帰国者の感染が14件確認され、7ヶ月ぶりの高水準となりました。国外での流行の拡大を受けて、政府は国境管理政策の厳格化を検討中であると発表しました。
▋台湾での話題のプロモーション成功事例:提提研(TTM)
台湾でのマーケティング成功事例をわかりやすくご紹介します。台湾で成功したいマーケティング担当者の方、ぜひご覧ください。
☞ 台湾フェイスシートマスクの王者「提提研(TTM)」のSNS運営戦略
前回は「提提研(TTM)」のリブランディング戦略を紹介させていただきました。今回は「提提研(TTM)」のSNS運営戦略について紹介したいと思います。
2005年に設立され、8年間赤字だったブランドを変革し、年収5億元を生み出した手法。SNS運営は軽視できない重要な部分となります。提提研の最高経営責任者李昆霖氏は、Facebookは世界最大のSNSプラットフォームで、Instagramは急成長中の画像SNSプラットフォームであるとコメントしています。
Facebookで文字を使い感情を掴み、Instagramでは画像を使ってブランドイメージを深めます。両者の強みを最大限に生かすことで、最も相乗効果を発揮することができます。特に25歳以下のユーザーはInstagramに固執しており、新しいもの、楽しいもの、面白いものが好きな傾向にあるため、Instagramを使ってブランドの個性を、文字は少なくして画像で表現する方法を活用するべきです。
良い商品でもお客様が試してみたいと思ってくれなければ意味ないです。Instagramをブランドイメージを深めるツールとして活用することが、より多くの新規顧客に試してもらうための鍵となります。
ベクトル台湾は台湾におけるマーケティング活動をサポートいたします。各社ごとにカスタマイズされたマーケティングソリューションの提案、広告ソリューションの開発・運用、PRキャンペーンの企画・運用など、目的に合わせたベストなプランをご提案いたします。
日本人スタッフも多く駐在しており、一貫して日本語でのコミュニケーションでご対応可能です。台湾の日系企業に特化したマーケティング専門家として、現地独自のノウハウや戦略でサポートいたします。台湾のPRやマーケティングでお悩みならぜひご相談ください。詳しい事例や案件のご相談は以下よりお気軽にお問合せください。
おすすめの台湾PR・マーケティング関連記事:
☞【台湾最新トレンド】ペットKOLも参入!注目が集まるSNSマーケティング
☞【台湾最新トレンド】今最も流行しているSNS投稿「ジブリ大喜利大会」
☞【台湾最新トレンド】台湾人の価値観を上手く捉える!歳時記に合わせたマーケティング成功例
☞【台湾最新トレンド】フォロワー65万人超!大人気の80代のおしゃれ夫婦インフルエンサー「萬吉と秀娥」
☞【台湾最新トレンド】SNS流行語「愛のようだ」、インスタフィルターマーケティングとは?
☞【台湾最新トレンド】Google検索キーワードに日本発のスポットがランクイン!
☞ 台湾最新注目NEWS!消費者動向・現地企業の動向・経済&観光関連情報
☞【ベクトル海外駐在員コラム】台湾Vol.1:駐在日本人もビックリの台湾
アジア各地の注目ニュースやPR・マーケティング最新情報を無料のメールマガジンで毎週お届けいたしますので、ぜひご利用ください。
ベクトルは中国大陸、香港、台湾、韓国、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア・シンガポール、ハワイに海外拠点を持つコミュニケーションカンパニーとして、「海外でモノを広めたい」企業様、自治体様のPR・マーケティング支援を行っています。
2020年最新の『PRWEEK』では「アジアパシフィックエリアでの総合PR会社 売上第1位」に認定され、圧倒的な存在感と実績を有しています。
日本で培った最先端のPR手法と、海外の「現地事情」やトレンドに合わせたPR施策や、進出前、進出時の市場調査、ブランディング、認知拡大/インバウンドプロモーション、販促プロモーション等様々なご要望にお応えしています。幅広いPRメニューに対応していますので、お気軽にお問い合わせください。