【タイ】2020年人気SNSの最新機能&コンテンツ作成のコツを学ぼう①![Facebook編]

【タイ】2020年人気SNSの最新機能&コンテンツ作成のコツを学ぼう①![Facebook編]

2020年人気SNSの最新機能&コンテンツを作るコツ

こんにちは、ベクトルタイのIrinです。

2020年8月21日〜23日にタイでのデジタルマーケティング情報を発信するメディアグループRAiNMakerが主催するセミナー「iCreator Conference 2020」が開催されました。このイベントは「Next Gen and The Legends」というテーマで、人気SNSプラットフォーム各社の担当者に加え、若い新鋭のコンテンツ・クリエイターから伝説のベテラン有名コンテンツ・クリエイターまで様々な優秀なコンテンツ・クリエイターが集まり、最新情報を発表しました。

今回はイベントのレポートから、タイでデジタルプロモーションを仕掛ける皆様に耳寄りのSNS最新情報をお届けします!

参照:iCreator Conference 2020 YouTube


タイの人気SNSの最新利用状況は?

各SNSのアクティブユーザー数 (2020年)

参照:iCreator Conference 2020

最新の発表によると、各SNSの最新のタイのアクティブユーザー数は以下となっています。(タイの人口は約 6,900万人)

1位 Facebook:5,800万人

2位 LINE:4,500万人

3位 YouTube:4,000万人

4位 TikTok:1,800万人

5位 Instagram:1,600万人

6位 Twitter:715万人

タイではFacebookが引き続き圧倒的な人気を誇っていますが、多くの人がメッセージはLINE、余暇時間にはYouTube、日常の情報収集・発信にはInstagram等も利用しており、特に若年層にはTikTokやTwitterも人気が高まってきています。


タイ人のインターネット利用は世界でもトップクラス

タイはスマホ普及とインターネットスピードの改善により、モバイルでのインターネット利用時間や利用率は世界でもトップクラスとなっています。


・モバイルでのインターネット利用時間:世界第2位

2020年1月のデータによると、タイ人は1日に約4時間57分もモバイルでインターネットを利用しており、世界平均の3時間22分よりはるかに長く利用しています。SNSでの情報収集や動画視聴等の利用はもちろん、業務上でもLINE等でのやりとりが一般的で広く利用されています。


・Eコマースの利用率:世界第2位

タイでもEコマース市場が急速に拡大しており、Eコマースの利用率は世界平均の74%と比べて+12%高い約82%が利用しています。LazadaやShopeeといったECモールだけでなく、特にチャットコマース等SNSを活用したオンライン販売も非常に一般的に利用されています。


・SNSアカウント保有数:世界第4位

タイ人は一人あたり10.1個のSNSのアカウントを保有しており、世界第4位です。実際そんなに?という気もしますが、複数のアカウントを使い分ける人も多いようです。


▋人気SNSの最新機能と活用のコツ

Facebook 

Facebook動画活用時のおさえるべき5つのコツ

Facebookはタイで最もアクティブユーザーが多いSNSであることから、情報発信に欠かせないSNSでしょう。特に最近ではFacebookでも動画コンテンツが非常に増えています。

動画コンテンツの効果を高めるために、Facebook社は以下の5つのコツを紹介しています。


1.広告配信用の動画は1分以内に

Facebookの動画広告は、短尺動画(15秒以内)を最適化するターゲティングに寄っているため、1分以内におさめるのが理想的です。


2.画質と英語字幕

映像がはっきり見えるように、画質を良くすることは欠かせません。また、広くタイ市場向けのコンテンツや、国を問わないコンテンツの場合は、ターゲット層を広げるために、英語の字幕をつけるのも効果的です。


3.再生回数を増やす仕掛けづくり

せっかく制作した動画も、一度投稿するだけではすぐにフィードから流れて再生数が伸びずに終わってしまいます。例えば、定期的にライブ配信を行い、配信の中で「来週の月曜日の午後8時に見に来てください」と案内するなど、再生回数を伸ばす仕掛け作りも効果的です。


4.Facebook Insightを活用

Facebook Insightでは、ユーザーの詳しい視聴傾向を見ることができます。特にコアファンのエンゲージメントが高いコンテンツをチェックして、コンテンツ作成に活かすのが重要です。


5.掲載拒否されるリスクを減らす

だいたいのクリエイターが心得ているかと思いますが、いくら拡散を狙うとはいえ、コンテンツが過激になりすぎると掲載拒否のリスクが高まります。例えば暴力・政治・麻薬などのセンシティブなコンテンツは投稿すべきではありません。



新機能:Facebookスター

Facebookスターは、ストリーミングを収益化できるいわゆる「投げ銭」の機能です。視聴者はスターを購入して、クリエイターがストリーミングしているときに送信できます。ファンは、ストリーミングに表示されるスターにアニメーションのあるバーチャルギフトをつけて送信することもできます。スター1つにつき$0.01が支払われます。

現在はゲーム実況クリエイター向けの機能となっており、Facebookスターを利用するには、Facebookレベルアッププログラムの審査を通過する必要があります。まだまだ利用者は少ないですが、クリエイターが直接マネタイズできる注目機能として、今後徐々に活用が広がることに期待です!

クリエイターがFacebookスターをたくさんもらえるコツ

今後のの活用に向けてFacebookスターを増やすためのコツも紹介しています。

・定期的にライブ配信を行う(週に1〜2日、1回30分)

・ライブする前にファンたちに知らせる(例:明日の午後8時にライブがあることを投稿してファンに知らせる)

・Facebookスターのことをファンに紹介する(例:どうやってスターを購入できるか?Facebookスターの特徴は何か?)

・クリエイターがファンとの仲を深めるために、スターをくれたファンの名前を呼びかけて、お礼を言う

・スターをもらう数の目標をファンに知らせて、目標が達成したかどうかファンに報告する



▋まとめ

今回はまずはFacebookのコツや新機能を紹介しました。今回のセミナーは主にタイ市場向けのコツでしたが、多くは他の国でも役立つ情報かと思います。

次回はLINEとTikTokについて紹介しますのでどうぞお楽しみに!


執筆:Irin/編集:Mari


Irin | アイリン

ベクトルタイのシニアコンサルタント。埼玉大学に留学経験があり、日本には全国各地何十回と訪れている。タイ語で日本の観光地やおしゃれなカフェを紹介するページ(@irin.in.arai )も更新しています♪


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