中国大陸、香港、韓国、台湾、マレーシア・シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ハワイに海外拠点を持つベクトルは、コミュニケーションカンパニーとして「海外でモノを広めたい」企業や自治体のPR・マーケティングサポートを行っています。海外に駐在するベクトルのPRコンサルタントによる現地の最新情報やレポート、コラムを定期的にお届けします。今回はインドネシアよりコラムをご紹介します。
▋インドネシア共和国について
インドネシアは世界4位の人口を誇る大国で、経済規模はASEAN No.1を誇り、今後も高い成長性が見込まれています。
・人口:約2.55億人 (中国、インド、アメリカに続く第4位!)
・面積:約192万km²(日本の約5倍で17,000もの島からできる国です。)
・平均年齢:約29 才 ( 人口ボーナス期が当面継続! )
・共通語:インドネシア語
※ただし、各エリアが独自の言語(方言というより「言語」とのこと)があります。背景には民族の違いもあるそうです。
宗教はイスラム教が約9割、その他キリスト教、ヒンズー教、仏教、儒教など。ジャワ、スンダなど約300以上の種族がおり、とても多様性のある国です。
Beef Rendang(ビーフルンダン)というココナッツミルクとスパイスでお肉を煮た代表的な料理が2017年版CNN世界ベストフード50で1位を獲得しました!
▋デジタル化が急速に進むインドネシア
☞ スタートアップ2,000社超、ユニコーン企業6社を輩出
インドネシアでは、人口1,000万人を超える首都ジャカルタを中心にIT化が急速に進み、配車サービス、EC、フィンテックなどのスタートアップが非常に盛んになっています。インドネシアの代表的なユニコーン企業をご紹介します。
Gojekはバイクや自家用車などによる配車サービスを軸に、デリバリー、キャッシュレス決済など生活に密着した様々なサービスを提供しています。世界に20社ほどしかないといわれる、企業価値が100億ドル(約1兆800億円)を超える巨大未上場企業の「デカコーン」にも数えられています。
月間9,000万アクティブユーザーを誇る、インドネシアのEC最大手Tokopedia。個人や企業が無料で出品でき、ファッションや家電、食料品など、様々なカテゴリのアイテムが数百万点以上出品されています。
東南アジア最大規模のOTA(Online Travel Agent)Traveloka。 高いディスカウント率、 明朗会計、アプリの使い勝手の良さなどから圧倒的な人気があります。
☞ デジタルトレンド:Tiktokの人気コンテンツ#LathiChallenge
Spotifyインドネシアトップ50で1位、iTunesインドネシアトップ200で1位を獲得したインドネシアの音楽グループであるWeird Geniusの曲「Lathi」を活用したコンテンツが人気になりました。#LathiChallenge というハッシュタグを使って、曲に合わせた伝統的な服によるエレガントなメイク動画や、不気味なメイク動画の投稿が話題となりました。
>> Tiktokの人気コンテンツ#LathiChallenge を見る
▋コラム:生活密着型アプリ×歩かない人×健康ブーム到来か!
☞ 生活密着アプリが充実
インドネシアの特にジャカルタでは、Grab、Gojek、OVOなど生活に密着した便利なアプリケーションが広く普及しています。配車サービス、デリバリー、マッサージ、部屋のクリーニングなどなど、あらゆるサービスがアプリから簡単にオーダー可能だそうです。コロナ禍でオンライン診療のサービス利用者が1,500万人を突破するなど、ある意味日本以上にデジタル化が急速に進んでいます。
☞ 歩かない世界No.1 渋滞大国
インドネシアは気温も高く、歩道も整備されていないため、歩いて10分程度でも車での移動をします。平均歩数をみると、日本人の半分程度で世界ワーストNO.1の3,513歩です。(2017年のスタンフォード大学の調査)東京にインドネシアスタッフが出張に来た際も、「10分くらい歩くお店いこう!」に対し、「ええええ、そんなに歩くの…」といった反応でした。階段も嫌います。車とバイクばかり使うので、首都ジャカルタは渋滞世界NO.10にランクインしています(2019年)。
☞ コロナ禍で健康ブーム到来か!
米スタンフォード大学の2017年の調査によると、1日あたりの平均歩数が最も少なかった国は3,513歩のインドネシアでした。(日本の平均歩数は6,010歩)インドネシアは気温が高く、歩道も整備されていない場所が多いため、運動習慣がある人は少ない傾向にありました。しかし新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、健康についての関心が急速に高まり、ジャカルタでは6月に自転車を利用する人が10倍に増えたとニュースになりました。またビタミンをはじめとするサプリメントの売上も非常に伸びています!
▋ベクトルインドネシア PRサービス
ベクトルインドネシアは、2013年にインドネシアの首都であるジャカルタに設立されました。日系・ローカル・外資系企業、官公庁など様々なクライアントに対し、インドネシア国内に対するPR、インバウンドPRなど、幅広いPRサービスを行っています。デジタル化が急速に進むインドネシア市場に合わせ、デジタルで実施するPRに力を入れております。
ベクトルインドネシア サービスメニュー
Strategic PR
・ 戦略PR企画・実行
・ メディアリレーション
・ マーケットリサーチ、アナリシス
Publicity / Event Arrangement
・ メディア発表会、懇親会
・ インフルエンサー活用
・ コミュニティーギャザリング
・ 各種イベント運営
Digital PR Marketing
・ SNS運用代行
・ デジタル広告
・ インフルエンサー活用
・ ランディングページ作成
Video Service
・ 各種動画制作
・ 動画配信
Monitoring & Crisis Management
・ メディア・SNSモニタリング
・ クライシス対応
☞ サービス事例:インフルエンサー活用+新製品PR
ボディーローションを手がけるMarinaの美白効果のある新商品記者発表会をインフルエンサーと皮膚科の医師をキャスティングして企画・運営。
☞ サービス事例:コロナ禍でのオンライン記者会見
ローカルの金融企業であるADIRAの新しいアプリサービスに関する記者発表会をオンラインにて企画・運営。
インドネシアのPRやマーケティングでお悩みならぜひご相談ください。詳しい事例や案件のご相談は以下よりお気軽にお問合せください。
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2020年最新の『PRWEEK』では「アジアパシフィックエリアでの総合PR会社 売上第1位」に認定され、圧倒的な存在感と実績を有しています。
日本で培った最先端のPR手法と、海外の「現地事情」やトレンドに合わせたPR施策や、進出前、進出時の市場調査、ブランディング、認知拡大/インバウンドプロモーション、販促プロモーション等様々なご要望にお応えしています。幅広いPRメニューに対応していますので、お気軽にお問い合わせください。