株式会社ベクトル海外事業本部です。新型コロナウイルスの影響による海外各国の社会情勢の変化や市場環境の変化に関する最新情報・注目ニュースをピックアップし、定期的にお届けします。
今回は中国の7月最新ニュースをまとめました。中国の消費者動向、現地企業の動向、コロナの禍で産業への影響、観光関連情報、さらに現地駐在社員から現地で感じた生の声もお届けします。現地語のメディアからも情報収集をしているため、一部PCの翻訳機能などをご活用ください。
▋中国7月最新注目NEWS
☞ 中国現地企業の動向
週末限定の航空券「心ゆくままにフライト」(6月27日)
東方航空が価格3,322元(約51,000円)で週末限定の年内回数無制限乗り放題の航空券「心ゆくままに週末フライト」を、中国オンライン商戦6・18で発売。10万枚の数量限定券はセール当日に完売。華夏航空も後に続き、価格2,999元(約46,000円)で全国何度でも飛行機に乗れる商品を売り出した。航空会社の生き残りを賭け、さまざまな商品開発しており、実際に航空会社におけるキャッシュフローの一部が急速に改善されている。
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https://bit.ly/2Wf8x66
全国大学統一入学試験 受験生を応援(7月3日)
新型コロナウイルスの影響もあり、7月7日から開始する中国の全国大学統一入学試験(通称「高考」)に向けて、受験生を応援しようと、社会全体が関心を寄せている。高考開始前、北京市望京のあるペットショップは、高考の受験生を対象に、無料で柴犬と触れ合うことのできるサービスを宣伝していた。
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https://bit.ly/2Zrleg5
☞ コロナの禍で産業の影響
「618セール」で盛り上がる、価格競争とライブコマース(6月12日)
中国のEコマース商戦「ダブルイレブン」と肩を並べる今年の「618セール」では、新型コロナウイルス禍の影響もあり、ライブコマースというスタイルが大きな盛り上がりを見せた。各社のセール手法は非常に似ており、家電や日用品を中心に値下げをしていた。蘇寧(家電系ECサイト)と京東は各メーカー総裁をライブコマースへアサインし話題性を高めた。「618タオバオライブコマース革新報告」によると、昨年比較でライブコマースを行った店舗数は160%となり、売上1億元(約15億円)を超えたライブコマ―スは15回となった。
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https://bit.ly/2Dx7TKG
☞ 消費者動向
上海の「外国料理レストラン」急速に業績を回復(5月30日)
上海商況情報センターの原立軍(げん・りつぐん)主任によると、上海の「外国料理レストラン」は急速に業績を回復しているという。42カ国の300を超える飲食店ブランドの、2,000軒余りの外国料理レストランは5月30日以降、いずれも売り上げを伸ばしており、感染症流行前の9割程度まで回復したレストランも多く、前年同期を上回る勢いの店も出ている。
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https://bit.ly/2C2n1Q7
☞ 観光関連情報
端午節連休の国内観光客はのべ4,800万人、前年同期の50% (6月28日)
文化・観光部の統計によると、今年の端午節(6月25日~ 6月27日)の3連休には、全国で受け入れた国内観光客は述べ4,880万9,000人になり、前年同期の50.9%であった。観光収入は122億8千万元の同31.2%であった。各種旅行スタイルの中でも特にドライブ旅行、都市周辺観光、文化レジャー観光が、アフターコロナとして回復を促した。また、ウォーターパークなどウォーターレジャー関連観光スポットや動物園、旧市街、水族館などのテーマ型観光スポットも人気が高かった。
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https://bit.ly/2Cb5Awx
★ 現地駐在スタッフ 現地レポート ★
・7月より上海市内では展示会も行われるようになりました。7月9日から行われた上海最大の美容展示会CBEでは、来場者も多く、多くのブースがライブ配信コーナーを設け、展示と同時にライブ配信も行っておりました。
・上海の福岡県事務所が新型コロナウイルスの感染拡大がひとまず終息したということで、食を通じて福岡の認知度向上や観光PRなどを目的に、6月15~30日「福岡フェア」として、上海市内で福岡料理を提供する市内4店で、くじ引きキャンペーンや料理教室などを開催していました。現地内レストランで行うイベントとすることで、渡航不可の現状に対するネガティブコメントを受けないようなPRとしていると考えられ、地道ながらも一番日本へ渡航者が多い上海でのローカル作戦ともいえます。
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