中国最新注目NEWS!回復スピードが速まり、OtoOの購入体験の重要性が高まる【2020年8月号】

経済回復施策として奨励された「露店経済」、中国初の小型イケアストアやロフトのオープンなど、現地のトレンドもお届けします。
中国最新注目NEWS!回復スピードが速まり、OtoOの購入体験の重要性が高まる【2020年8月号】

株式会社ベクトル海外事業部です。海外各国の社会情勢の変化や市場環境の変化に関する最新情報・注目ニュースをピックアップし、定期的にお届けします。今回は中国の消費者動向や現地マーケットの8月最新注目ニュース、さらに現地駐在社員からNewsへの見解や現地での流行りもご紹介します。ぜひ現地の生の声・PR目線でのレポートをご覧ください。

中国では、娯楽施設の制限はあるものの、生活している住民にとって8割は日常に戻った感覚です。上海では、11月の第3回中国国際輸入博覧会の準備が各所で開始、海外の駐在員ビザ申請の緩和も始まり、9月末から一気に交通を含めた各所の体制のおける回復スピードが速まるのではないかと予想しております。

現地語のメディアからも情報収集をしているため、一部PCの翻訳機能などをご活用ください。


▋中国 8月最新注目NEWS

☞ 消費者動向

中国消費のオンライン化が加速、上半期の利用者1億人増(8月4日)

商務部が30日に発表した最新のデータによると、今年上半期には中国の実物商品のネット小売額が同期の社会消費財小売総額の4分の1を占め、ネットショッピングの利用者は前年に比べ1億人増加した。

原文はこちら
https://bit.ly/32jjxlp


★ 現地駐在スタッフのコメント
日常的な食事・食材のデリバリーから始まり、様々なものに対するオンライン購入が習慣化され、その習慣は継続されていくと見込みます。

☞ 現地マーケット

バイドゥ、2020年2Qの純利益40%増 AI事業が後押し(8月13日)

ナスダックに上場しているバイドゥ(百度)が2020年第2四半期の業績を公表。当期の売上高は260.3億元で、前年同期の263.26億元から減少したが、AIを使った新事業の売上高は第2四半期に前年同期比2桁の成長を記録し、モバイル・インターネット関連事業やマーケティングのクラウドプラットフォームの成長は順調としている。

原文はこちら
https://bit.ly/2FwZpUR


★ 現地駐在スタッフのコメント
検索エンジンバイドゥ(百度)は、様々な関連アプリやメディアを展開しており、中国国民への影響力は非常に高く、今年6月末時点のブラウザアプリユーザーは2億を超えました。今後も注目必須です。

中国民間航空の運航、 コロナ前の約8割まで回復(7月24日)

中国の民間航空の運航が回復しつつある。23日の運航本数は1万3,059便で、新型コロナウイルス感染症が始まって以来、最高を更新し、感染発生前の約8割まで回復した。旅客数は127万2,800人で、前年同期の水準の7割近くまで回復した。座席利用率は73.57%。

原文はこちら
https://bit.ly/3iUvZyt


★ 現地駐在スタッフのコメント
今後数カ月でコロナ禍は終息し、年末までに交通状況は通常に戻ると思われます。


▋現地駐在スタッフ 現地レポート

ベクトル中国_保池百合
中国 現地駐在スタッフ

保池 百合
ベクトルチャイナ


2006年北京へ留学、北京对外贸易大学本科を卒業後、メーカーで中国市場マーケティング担当を経て、2017年にベクトル入社。中国語が堪能な上、中国人目線のコンテクスト設計やPR戦略を得意とする。ToC、ToBどちらの領域の業務経験も豊富な中国エキスパート。



☞ 街の様子

コロナ禍によって落ち込んだ経済の回復施策として奨励された「露店経済」ですが、現在も各地の繁華街などで行われています。最近流行ったのが、車のトランクを活用した、フリーマーケットスタイルで、各所のショッピングモールで行われています。車の展示イベントでも、このスタイルが採用された例もありました。


☞ 現地のトレンド

中国初の小型イケアストア「IKEA City」やロフトがオープン。開店し半月ほど経ちますが、店内は非常に混雑し、上海市民の注目を集めているといえます。IKEAでは商品にQRコードが貼り付けられ、オンラインでも購入できるようになっており、OtoOの購入体験を重視したものとなります。オフラインでのブランディング活動の重要さが伺えます。



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株式会社ベクトル 海外事業

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